SEは激務と言われる理由

◆SEという職種のイメージ

SE激務、きびしい、大変と言われることが

よくあります。

 

ちょっと違う言い方だと、

Kとか5K

きつい、きたない、危険、休日がない、給料が安い

 

給料が安いについては、また何かの機会に

ふれるとして、

 

きつい、きたない、危険、休日がない

については、

 

SEの仕事が終わらずに

休めないとか、家にも帰れないなんて状況を

象徴しています。

 

いわゆる、この激務という特徴。

では、

なぜSEの仕事は激務になって

しまうのでしょうか?

 

◆SEは激務と言われる理由

職種がら休みが取れない?

確かに休日じゃないと出来ない

改修プログラムの移行作業だったり、

中には日々データの状態を監視するような

作業をしている人もいます。

 

そもそも、体力の消耗が激しい仕事?

確かに、立ち仕事という訳ではありませんが、

長時間に渡る作業、根気のいるデスクワーク

という特徴は、様々なジャンルがある。

 

SEの職種でも、かなり共通的な

特徴だと思います。

 

ただ、やっぱりコレかなと思うものが一つ。

先述のものにも繋がるのですが・・

 

激務と言われる状態のSEは、

 

「とにかく、やることが多い!」

 

プログラムを作って動かすだけではありません。

定例のミーティング、

そこでの報告、事前の報告書作成

お客様とのやりとりもあれば、

チームメンバーとの連携もあります。

 

そんな中、

作ったプログラム、修正した箇所が

思惑どおりに動いてくれるとは限らず、

想定外作業というのが発生します。

 

スケジュールが、びっちり決められているので

想定外の事態への対応をしている間に

もともと予定していた作業の

開始時期がきてしまう

 

こんな状況にはまってしまうために

その日に予定していた作業が定時内に

終わるはずもなく、深夜まで残業。

 

次の日も通常どおりに朝から出勤するため、

フラフラになりながら作業をし、そのせいで

間違いを起こすことも。

 

そして、そのリカバリーのために作業が増えて

どんどんドツボにはまるパターンもあります。

今のSEはとにかくやることが多いので、

仕事は年々ハードなものになっていきます。

疲れた女性

そして今のプログラム、システムも

どんどん複雑化しています。

シンプルに作り直せれば良いのですが、

何年もかけて、修正し使い続けられてきたものを

シンプルに作り直すには、相当な知識

経験をもった人が必要です。

 

そして、そんな優秀な人材は、そうはいません

 

また、複雑化されているだけでなく、

システム全体も巨大になっていきます。

そしてシステムが大きくなると、それに比例して

そこに関わる人も増えていきます。

 

人が増えれば、情報の伝わりも鈍化していきます。

 

何が言いたいかというと・・・

SEを取り巻く状況は、どんどん厳しくなり

それに比例して

やること」が、どんどん多くなります。

 

そして、残念ながら、

この状況は好転する兆しが見えません

 

みんな、このままじゃいつかヤバイ事になる

と思っていても、どうする事もできずに

目の前の作業にあたっています。

 

かなり悲観的な見解を述べましたが

 

実際に、

いくら作業を片付けていっても、

 

終わりが見えない作業に疲れきって

倒れていくSEがいます。

 

責任の重圧に耐え切れず

壊れてしまうSEがいます。

tukare

 

◆SEの未来も捨てたもんじゃない

SEの未来とは絶望的なのでしょうか?

わたしは、決してそんなことはないと

思っています。

 

さまざまなところで、

技術革新だけでなく、現場のSEの新しい働き方も

いろいろと考えられています。

 

開発手法も、どうすれば無駄なく

スムーズに進められるかを日々考えている人が

たくさんいます。

 

実際に私の知り合いで、

会社から飛び出して、

個人事業主になったり

会社を立ち上げたりして、

自分自身で仕事をやりやすい状態に

変えようとしているSEもいます。

 

決して、やられっぱなしではないSEが

たくさんいます。

 

そして、なぜか?

そんなSEさんたちは、

SE同士で助け合うことが好きです。

教えあうことにも積極的です。

 

こういった今の状況に負けないSE

企業の考え方も変え、

いつしかSEのびのび仕事ができる環境

作ってくれるはずです。

 

そして、わたし自身も、そんな環境を作る

一人でありたいと強く思います。

 

話がだいぶ堅くなってきたので、

今回はこのへんで。

雑踏

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