SEの仕事術「話にタイトルをつけてみる」

2016.07.11 (月)

前回「SEの仕事術「結論から言う」

・・出来ないとどうなる?」の続きです。

 

落とし穴は「正確さ」と「漏れなく」

誰しも、重要な報告や説明をする際は、

その内容と伝え方について考えるはずです。

なにを?どこから?どんな言葉で?

 

そんな時、第一に考えたいのは、

この話の結論はなにか?」ということです。

 

結論が何か?を考える前に、

「絶対に正確な事を言おう」とか

伝え漏れのないように言おう」とか

考えてしまうと、

結果的に、相手にとってわかりにくい

伝わりにくい説明になってしまう事があります。

 

もちろん、正確であること、伝える情報に漏れが

無いことが望ましいのは、当たり前。

しかし、正確さを気にするあまり、

必要以上に詳細になったり

漏れなく言うことを気にするあまり、

話がどんどん膨らんでいったりすると、

聞き手はどこが主題なのか

さっぱりわからなくなります。

 
 

話にタイトルをつけてみる

この話の結論が何かを考えてみる

そのとっかかりとして、

まずは、この話のタイトルをつけてみる

ことが、結論を明確にするために有効です。

 

たとえば

タイトル「◯◯は■■」

こんな風にタイトルをつけてみると

もうそのタイトルが結論そのものに

なっている場合もあります。

もっとシンプルなタイトルもあります。

 

タイトル「◯◯について」

こういったタイトルをつけた場合は、

先述の

タイトル「◯◯は■■」

といったかたちに変換してみるか

サブタイトルをつけてみます。

 

これで、

結論が自分自身の中でぐっと

浮き彫りになっていきます。

 
 

結論から話す

あたまの中で話のタイトル付けが出来たら、

結論から話すというハードルは

もう飛び越したも同然です。

 

実際に話をするときは

タイトルから話す、もしくは

タイトル→結論の順で話せば良いのです。

 

あたまの中の整理ができていないまま

いきなり結論を話そうとする時の、

難しさや、唐突感といったものは

もうなくなっているはずです、

 

また、聞き手側としても、

話の冒頭に、その結論だけを

丁寧に言ってもらえるので、

その後の話の中身の理解が

とても簡単になっているはずです。

 

相手に何かを伝える際は、

結論から述べる

結論から述べる時のコツとして

話にタイトルをつけてみる。

 

話や報告が苦手なSEの方は、

ぜひやってみてください。

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