トラブル対応、がんばったのに評価されないSEの理由
🔷 不意の報せ!胃が痛くなるトラブル対応
あ~、今日も仕事も終わりかぁ~なんて、
終業間近の時計を見ていると、突如なる電話。
なんでこのタイミングに電話?なんて思ってると
案の定、最悪の報せ。
この前リリースしたばかりのシステムで
トラブル発生!ぎょえー!!
この時間から緊急作業!?
なんて話は、多くのSEが経験している
SEあるあるだと思います。
この緊急トラブルのために、
予定していた諸々のものは、全てストップ。
とにかくリカバリー対応を大急ぎでやらないと。
しかも、こういったトラブルの大抵は、
ユーザーの業務に影響を出してしまっているので
関係者はみんなピリピリです。
そんな胃の痛くなるような緊急対応を
なんとかやりきった・・・でも・・
🔷 なんか、あまり喜ばれてないような・・
とりあえず、この不測の事態を乗り切ったのに
相手の反応がなんかイマイチ。
当初予定していた作業に対しても
あまり調整をしてくれない。
結構がんばったのに・・・なんで?
こんな風に感じたとしたら、
それは、その緊急対応をしている最中に
なにか別の問題があったという事です。
🔷 報告の仕方に問題があると・・・
リカバリー対応自体にミスがなければ、
あとは、その報告に問題があったということです。
(今回は報告がテーマなので、一旦言い切ります。
もちろん、長年の人間関係の問題とか
他にもいろいろあるかもしれませんが・・・)
報告はちゃんとしているのに
相手からの評価を落とすということは、
その報告の内容とタイミングに
問題があるということです。
報告内容がわかりにくい・・・
報告のタイミングが遅い・・・
こんな印象を相手に持たれてしまうと
いくら作業が正確でも、
そこはスルーされて
報告に対する不満の方に
フォーカスされてしまいます。
さらにその問題がもっと深刻な場合は、
「この人は報告を軽視している・・」
なんて印象を相手に持たれてしまいます。
ここまでくると、
相手からの要求はいつも問答無用。
なにかアクシデントがあっても、
ドライな応対しかしてもらえません。
こんな状態にならないための方法は?
次回
につづきます。
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