SEの説明スキル向上の秘訣「理由は3つあると良い」

2017.08.08 (火)

🔶 なにかといえば理由が求められるSE

SEは、仕事のあらゆる場面で、

「なぜそうしたのか?」

「なぜこうなったのか?」

理由が求められます。

 

なんとなくです・・・」と答えて

それで許してくれる相手であれば

良いのですが、

そんな人はそうそういるもんじゃありません。

 

もちろん、適当にやった仕事じゃない

ちゃんといろいろ考えた上で、

この結果になってるんだけど・・・

 

相手から突然「なんで?」「理由は?」なんて

聞かれてしまうと、

ドキッとして焦ってしまい

ついついパッと思いついたもので

答えてしまう。

 

そんな咄嗟の理由が、

さらに自分を窮地に追い込む場合も

よくあります。

 

🔶 理由は3つあると良い

不意に突っ込まれても良いように

何かを説明する時は、

なぜ?という質問にちゃんと答えられるように

理由が話せるように準備しておく必要が

あります。

 

そして、その理由は1つだけではなく

3つあると良い言われています。

 

🔶 なぜ理由は3つが良いのか?

理由は3つが良い理由

その理由も3つあります。

 

⭐️ 理由その1

「相手から共感を得やすい」

理由が1つしかないと、

もしもその理由に対して

相手がピンとこないと話はそれまでです。

 

理由が3つあると、1つ目でピンとこなくても

2つ目、3つ目の理由で、

あ~、それなら納得」という感じになる

確率が高まります。

 

⭐️ 理由その2

相手の記憶に残りやすい

人から何か言われたとき、

その理由として記憶できる限界

3つまでと言われています。

 

理由はいっぱいあったほうが

共感を得られやすいのかと思って、

理由を4つ5つあげても、相手は聞いてるうちに

最初に言われた理由を忘れていきます。

 

「1つ目はなんだっけ?」

と相手に思わせるくらいなら、

最初から3つまでとした方が良いのです。

 

⭐️ 理由その3

説明に熟考した感じがでる

理由が1つしかなく、

「とにかく、理由はコレなんです」

というような説明だと、

単なる思いつきだったり、

主観的で偏った見方といった

印象を相手に持たれてしまう場合があります。

 

理由が3つあると、

いろんな角度から見て考えた主張

ちゃんと考えて出した主張といった

熟考した感じが説明から伝わります。

 

🔶 理由を3つ絞り出す癖とコツ

何か主張するときは、理由を3つ用意する。

最初のうちは意識しないと

なかなか習慣付いていきません。

 

何か考えたら、理由が3つあるかなぁ?

自問自答するところから始めます。

慣れてくれば、考えかたの癖として

自分に染み付いていきます。

 

とはいえ、3つあげることが、そもそも難しい。

「3つと言われても思いつかないよ」と

いう人もいると思います。

 

こんな人のために、理由を3つあげるコツを

お教えします。

 

<理由を3つあげるコツ>

理由が3つ浮かばないときは、

過去・現在・未来の視点、もしくは

自分、相手、第三者の視点

理由を考えてみる。

 

こんな感じです。

過去:これまではどうしていたのか?

現在:今は何がベストなのか?

未来:これをすることで、この先どうなるのか?

 

自分:自分にとってどうなのか?

相手:相手にとってどうなのか?

第三者:当事者以外、一般的に考えてどうか?

 

こんな風に、3つに分けられる視点で

それぞれ理由を考えてみると、

考えやすくなります。

 

そしてその中でもオススメは、

過去・現在・未来

自分・相手・第三者

この2つのパターンは、

いろんなものにあてはまりやすいです。

 

理由を3つあげるコツは以上です。

理由は3つ用意する癖をつけて

あなたの説明をより納得感のあるものに

レベルアップさせましょう!

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