エンジニア採用で企業から必ず出てくる言葉・・「即戦力」とは?

2019.02.17 (日)

🔷即戦力が求められる企業の現状

もはや言うまでもない、日本のエンジニア不足。

 

クライアントから仕事を依頼されても、

人手が不足しているために、

仕事をお断りしたり、

期間を調整してもらったりと、

顧客のニーズに応えたくても応えられない。

多くの企業がこの悩みを持っています。

 

とにかく人材を確保したい企業ですが、

仕事で手一杯の状況では新人育成などに力を回す余裕はなく、

その結果「即戦力」という人材が求められるようになります。

 

育成プロセスが不十分というだけではなく、

「PMはいても実際に手を動かしてくれる開発者がいない」または

「開発者はいてもそれをまとめるPMがいない」というように、

確保している人材がいたとしても、有効活用ができていないという問題を抱えている場合もあります。

このため、「PM」を早く有効活用したいために「即戦力の開発者」が求められたり、

「開発者」を早く有効活用したいために、

彼らを指揮する「即戦力のPM」が求められます。

 

二種類ある「即戦力」

改めて「即戦力」について考察してみると、

求められるレベルに2つのパターンがあるように思います。

 

つめは、

作業範囲と作業内容が決まっている「限定的な即戦力」です。

これは、そこでの作業や業務を過去に経験している事、

受け入れ側が特に教えたりする必要がない事が条件となります。

 

開発者、テスターが不足しているような会社で求められ、

正社員ではなく、期間限定の要員として人数を確保するようなケースが見られます。

開発要員とか、テスト要員のように、

「◯◯要員」という言い方をされるほうが多いかもしれません。

自身が与えられた役割のみに集中し、

高度な判断が求められることもありません。

どちらからと言えば、ハードルは低めかもしれませんが

現場に来たその日から作業が振れるような状態になっていることを期待されているので、

その分野が未経験のSE(キャリアチェンジ中)はお断りされます。

 

つめは、作業範囲が限定されない、作業遂行というよりも、

会社に利益をもたらしてくれる「理想的な即戦力」です。

ここにあてはまる人は、中心的な存在として力を発揮することが求められ、

それに応えられる経験とマインドを持った人です。

自社のやり方にすぐに適合してくれそうなキャラクターであり、

特にコミュニケーション能力が発揮される事が求められます。

 

与えられる役割も、開発リーダー、PL、PMのようなメンバーを率いるものになる時もです。

業界での実務未経験者でも、それまでの職場での実績や経験したポジションなどから、

「即戦力」として認められる場合もあります。

ある程度キャリアを積んだSEが、キャリアチェンジ出来るとしたらこのケースです。

 

即戦力とは「結果を求められるエンジニア」

企業から求められるレベルや状況の違いから、

「限定的な即戦力」と「理想的な即戦力」の2つの言い方をしましたが、

共通しているのはどちらも「すぐに成果を求められる」ということです。

 

★ 即戦力 = すぐに成果を出すことをができる 

 

ここでエンジニア側が、単に経験者=即戦力という意味で捉えてしまうと、受け入れる側の企業と認識のギャップがおきます。

「とりあえず経験者なので一通りの事は出来ます。成果が出せるかどうかは指示次第です」ここまで横柄なエンジニアはいないかもしれませんが、ただ指示を待っているだけでは、いずれ企業側から「期待していたレベルとギャップがある」と思われてしまうかもしれません。



即戦力 ≠ 経験者 < 即戦力 

 

また、もう一つ誤解してはいけないのが、「成果」とはあくまで相手(企業側)にとって成果だという事です。

エンジニア自身が、新しい現場でどれだけ知識をインプット出来たとしても、

企業側が求めるものがアウトプットされていなければ、

実力はあるかもしれないど、うちでは使いずらい」と思われてしまいます。

エンジニアは企業が今何を求めているか汲み取っていく必要があります。



エンジニア自身の成果 ≠ 企業にとっての成果 

 

開発で必要とされる技術力がある、業界(クライアント)の業務知識を有している、

コミュニケーション能力が高い、能動的、会社の雰囲気に合っている、向上心を持っている・・・

 

企業がエンジニアに求めるものは幾つもあり、そのレベルも天井知らずです。

そこに無理に合わせようとして、自分自身が潰れてしまっては元も子ありませんが、

その一方で、一人のエンジニアとして一定の評価を得られるという事は、

自信や経験の積み上げとなり、

これから先の仕事や転職した場合でも、

自分が思っている以上の効果を実感できるはずです。

 

エンジニアとして具体的な目標がまだ見出せない人は、

まずは「即戦力のエンジニアです」と紹介されるレベルになることを目標に

頑張ってみるのも良いと思います。

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