叱られた時にだけ来るチャンス
誰でも叱られるのは嫌なものです。
かわし方に長けている人は、「別に平気だよ」と言うこともあるかもしれませんが、「叱られるの大好き」という人は、なかなかいないと思います。
仮に、大好きという人がいたとしたら、
それはある特定のシチュエーションに限った話なのか、もしくは、それを本質的に叱られていると認識していないのだと思いますが、そこに触れて行くと、話が脱線してしまうので、横に置いておきます。
さて、本題。
叱られるのは誰もが嫌なこと。
もちろん、叱られる原因となるようなミスは起こさないにこした事がないし、ミスをした時でも、自身では反省しているのだから、叱られるのは避けたい。・・・と、思うかもしれませんが、
叱られた時にくるチャンスというものもあります。
「ピンチをチャンスに変える」という言葉は聞いた事がある人も多いと思いますが、今回は、そういうお話です。
では、まず叱られるという状況を、少し整理して、今回の主題への道筋をつけていきたいと思います。
なぜ、叱られるのか?
そこには、何らかの理由があります。
普通のケースは、叱られるようなミスを自身がおかしてしまった時、そこから誰かが迷惑を被った時などでしょうか。全くいわれないの理由で叱られる場合もあるかもしれません。それは相手や状況が特異なケースの場合だと思います。
次に、叱ってくる相手。
当たり前の話ですが、自分に対して叱る立場にある人です。誰がその立場を決めるのかというと、自分自身、社会、組織といったところだと思います。会社員として働いている人は、やはり、上司が叱る立場にある人だと思います。
つまるところ、叱るという行為は何なのか?
インターネットで叱るを検索すると、怒ると叱るの違いについて述べられているページがヒットします。「叱る」は、相手の言動のよくない点などを指摘して、強くとがめるとあります。逆に、「怒る」は不満や不快な感情からくる行為とあり、自分のために怒る、相手のために叱るといった対比で解説されていたりします。
他にも似たような言葉で、指導、注意、クレームなどありますが、その中身は、その時々で、叱るだったり、怒りだったりするのかなと思います。
さて、この叱られるという状況、失敗の反省は自分自身でやれるのだから、なにも叱られなくてもいいんじゃない?とか、避けられるのならば、それにこしたことはないなぁ~と考えがちですが、
こんな状況だからこそ、訪れているチャンスがあります。
それは、叱ってくる相手を自分の味方、サポーターに変えてしまうチャンスなのです。
次回に続きます。
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