文章作成に苦手意識がある人へ
せっかくがんばって書いた文章なのに、
読み手に『さっぱりわからない』と言われた事はありませんか?
稚拙な文章と思われないように、言葉使いも気をつけて書いた文章なのに、逆に『もっと、第三者でもわかるように書いて』と、言葉使いを修正するように言われたことはありませんか?
そんなことを言われるもんだから、指摘される都度、文章力を向上させようとは思ってきたけれど・・・
でも、人によっては言ってくることはまちまちだし・・
もう、どうすりゃいいの〜?誰か正解を教えて~
なんて、悩んだことがある人にはきっと、文章は苦手という意識がこびりついてしまっている事と思います。
今日は、そんな人への現状打開策になればと思い書いてみました。
まず、文章に苦手意識がある人の傾向として、
文章を書く上での大きな2つのPOINTの、そのどちらかまたは両方が出来ていません(・・という想定で話を進めます)。
ひとつめのPOINT
文章をカタにはめて書くことができていない。
SEが書く文章は、小説でもセールスコピーでもなく、報告書、設計書といった類の文章だと思います。こういった文章は、感覚に訴えるのではなく、より正確でわかりやすい文章である事が求められます。
では、どんな文章が正確でわかりやすいと言えるのか?
ずばり、言ってしまえば、どんなフレーズにおいても、主語と述語が明確になっていること。そして内容としては、何が、誰が、どうした、いつ(いつまで)といった事が明確になっていることです。
ものによっては、これらに加えて、なぜ/どうして、といった事柄も求められます。これらの要素が出来るだけ、どのフレーズも同じような体系で書かれていると、
読み手は、ストレスなく読むことができます。また、どのフレーズにおいても、決まった順番で情報が並べられていることで、読み手が誤解することも少なくなります。
誰が/何が、どうした、いつ、どこで、なぜなら・・・
こういった文章を書く際のカタを自分でももって、いつもそれに従って書いていけば、自身も書きやすくなり、必要な情報を書き漏らしてしまう事も少なくなります。
ふたつめについては、次回につづきます。
*****************************
あなたのやりたい事、なりたい自分、身につけたいスキル、望むポジション、
何からやりがいを感じられるのか、
あなたの望むビジョンを明確にしていきましょう。
SE未来コンパスで、あなた自身の未来の計画書を作りましょう。
*****************************
関連する投稿
- 周りはいつだって「求む!説明上手のエンジニア」
- SEの現場で文書整備がいつまで経っても出来ない理由 つづき
- SEの現場で文書整備がいつまで経っても出来ない理由
- SEの苦手意識を克服!文章をわかりやすくする3つのコツ
- SEの仕事術 何を言ってるかわからない文章の改善方法
現在の記事: 文章作成に苦手意識がある人へ