環境さえ良ければ、SEの仕事は○○○
先日、
あるSEの方とお話しする機会がありました。
そのSEの方は、まだ30歳ですが、
自分の会社を持ち、自身もSEとして
現場に入って仕事をしています。
その会社社長のHさんは、
それだけではなく
「社員全員の収入を1000万以上にする」
「うつ病になるSEを救いたい」
という、これからのSEを
より良くしていこうとする明確なビジョンも
持っているとても尊敬できる方です。
そして先日の2度目のお話し会の場では、
今のSEが直面している問題、
今これからSEが求められるものについてなど
いろいろな切り口で、
2時間以上ぶっ続けで話しました。
Hさんからこんなコメントが出ました。
「環境さえ良ければ、
SEという職種は本当に素晴らしいと思う」
環境さえ良ければというのは、
デスマーチといった言葉に形容されるような
休みが取れない残業続きの状態や、
終わりが見えないプロジェクトの炎上状態など
になっていないという意味ですが、
そんなおかしな環境さえなければ
SEの仕事はほんとうに素晴らしい
という意見でした。
ただ労働の尊さを言っているのではなく、
仕事の内容で、他の業種と比べてみても、
素晴らしいという意味です。
では、どこが素晴らしいのか?
聞いてみました。
理由①:様々な場面で、
コミュニケーション能力が鍛えられる
会社が社員に求める能力の第1位は
コミュニケーション能力です。
SEがこの能力が身につく機会に事欠きません。
相手はチームメンバー、ユーザー、
他チームの担当と、ポジションが上がっていけば、
営業的な役割も任せられます。
理由②:時間管理術も身につく
仕事が多彩なので、自身の時間管理が
できないと仕事が回っていきません。
簡単ではありませんが、お手本となる先輩は
たくさんいると思います。
理由③:文章能力もレベルアップ
書くという行為は、考える能力を向上させる
一番の早道です。メールでの連絡、報告書、
設計書、文章能力が鍛えられる場面も
山ほどあります。
理由④:専門知識が身につく
当然ながら、プログラミングなどの
専門知識や最低限のITリテラシーは
嫌でも身につきます。
そのほか、ポジションにもよりますが、
管理能力全般、営業力など、
極めていけば、際限がないくらい
スーパービジネスマンになれます。
また、これに加えて、
これらの良いところに対して
自分自身でさらなる工夫をする
余地もあります。
次回に続きます。
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