SEの悩み:レビュの精度と掛かる時間

2016.02.11 (木)

SEの永遠のテーマのひとつ

効果的・効率的なレビュをするには、

どうすればよいか?

 

SEの普段の仕事の中に、レビュがあります。

修正した設計書やプログラムが正しいか

実機テストの前に検証するものですが、

ここに悩みを持つSEやリーダーは

少なくないと思います。

 

問題はシンプル、精度と掛かる時間

 

何度やっても、見落としや見間違いが防げない

防ごうと思うと、それに掛かる時間は

どんどん膨れ上がっていく。

 

それで成果が出れば、まだよいのですが、

継ぎ足し継ぎ足しでやる事を増やしてしまうと、

現場の人間が耐えきれず

今度は思わぬところでまたボロがでる。

 

理想的なレビュとは

 

理想的なレビュについて

シンプルに考えてみると、

精度が高く、時間も掛からないレビュ

になると思います。

 

しかし、チームの全員がベテランの有識者。

そんな現場はまずありません。

精度も高く、時間も掛からないレビュを

やる事自体が難しい。永遠のテーマなのです。

 

よく言われている方法は、

細かく分けて分担するやり方

 

レビュの質や目的をふまえて、

対象者とタイミングを変えること。

 

簡単なところは担当者自身がチェック

知識が必要なところは、ベテラン、有識者が

チェックするという感じです。

 

やることを小さくして、一度に全部やらない

レビュの質や関係者に応じて、

それぞれレビュの名前が異なります。

 

確かに、この方法なら

その場にいる必要がない人がレビュに

参加して時間を無駄にする事はありません。

しかし、その一つひとつのレビュで

担当者のスキル不足などがあれば、

結局、精度は上がらず

時間も掛かってしまいます。

 

オールマイティな方法なんてない

やりながら成長するレビュについて考える

 

このプロセスは必須とするとか

このチェックリストを必ず使うとか

そういったルールを決めたところで

絶対にミスが防げるということはありえません。

一つひとつは、決して悪くはありませんが、

それらが必ずしも全ての案件に適応できるとは

限りません。

 

そこで、ベストな方法を探す、

ベストなやり方を目指すことから、

一旦離れて

違う考え方でアプローチする事を

提案します。

 

それは、「やりながら成長するレビュ」です

成長するのは、レビュに関わる人、

担当者とレビュアです。

 

次回、「やりながら成長するレビュ」に

続きます。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: SEの悩み:レビュの精度と掛かる時間

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@selb.jp

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP