SEの苦悩。答えようがない問い合わせ

2016.02.04 (木)

SEは技術と業務、両方の知識を持つ専門家

 

SEは担当しているシステムの専門家です。

ヘルプデスクじゃなくても、

いろいろ聞かれる立場にあります。

それは、技術的なものもあれば、

そのシステムが扱う業務知識もあります。

 

SEが困る問い合わせ

◎質問が部分的すぎる。情報量が足りない。

 

『~~~で処理するとどうなるの?』

 

いやいや、それでは情報量が足りません。

こういう条件であれば、こうなるし・・・

ああいう条件だと、ああなるし・・・

まさか、全パターンの回答を求めてます?

 

◎そもそも、それを答える立場にない

 

『これって、ここまでテストしないとダメなの?』

 

いや、大丈夫だと思いますけど、

こちらが「大丈夫」って言ったら、

テストしないんですか?

こちらにそれを決める立場にありません。

 

「あの時、大丈夫って言ったじゃん」

・・・て言わないですよね・・?

 

聞いてくる相手も2通りある

 

◎こちらの立場も理解、だけど聞き方がわからない人

 

『すみません、ご教示ください』

『ありがとうございます。勉強になりました』

 

こんな風に言ってくれるなら

こちらも苦労した甲斐がありました。

ただ、この答えにたどり着くために、

こちらは、あなたの3倍質問しましたが・・・。

 

◎こちらの立場を無視、上から言ってくる人

 

『えっ、なんでそんなことやってんの?』

『そんなやり方してんだ~』

 

いやいや、こっちは答えてるのに、

なんであなたに批判されなきゃならないの?

そんなに気に入らないなら、

あなたが、このシステムを作り直せば?

と、心の中で言い返しています。

 

なんだかんだ言ってもちゃんと答えるSE

 

実際のところ、いろいろな人から

変な問い合わせはいっぱいきます。

 

『これはどうなってるの?』

『これは大丈夫?』

『こんなデータが来たらどうなりますか?』

 

これはこうなってます。

はい、大丈夫です。

おそらく、こんな風に処理されます。

 

本当にきりがないけど・・・

これも仕事ですし。

 

はい、次の問い合わせはなんですか?

え?データの入力自体をやめて、

これまでどおりの処理をするには

どうすれば良いか?

 

・・・・・・

 

こうして、またSEの苦悩の日々は続いていく。

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