SE失敗あるある「あっ・・それやってない」

2016.02.26 (金)

SE失敗あるある「あっ・・それやってない」

 

直前まで意識してたのに、

他の仕事でバタバタしているうちに、

やらなければいけない作業を忘れてしまったとか

 

そもそも、その次の作業をする前に

やらなければいけない事がある事に

気づいていなかったとか

 

状況はケースバイケースですが、

作業、連絡、指示なんてのを同時にこなす

SEにとってはうっかりして、作業そのものを

忘れてしまうなんて事が結構あります。

 

「あ。。。それやってない。。。」

 

すぐにやれば済むものであれば良いのですが

ものによっては、これまでやってきた作業が

やり直しになってしまうなんてものもあり、

そんな時は、血の気が一気に引き、

目の前が真っ暗になります。

 

原因は絡み合うので、特定が難しい

 

なんでやらなかったの?と問われれば、

忘れてたとか、知らなかったとか、

とにかく、自分の意識の外にあった事が

直接原因になるのですが、

 

じゃあ、なんで意識の外にあったかというと、

その人自身の状態や、周囲の環境や

その時の状況などが絡み合うので、

特定することは難しいです。

 

「気合が足りない」なんて言われちゃうと、

それ以上何も言えなくなっちゃいますが・・・・

 

◆「忘れずに書いとく」は、不完全な防止策

 

やるべきことを書いて、

目につくところに置いて気づきやすくする。

 

うっかり忘れ防止策の筆頭である事は

間違いありませんが、

これは以下の理由で不完全な防止策です。

 

書いておくことを忘れる

・書いたものを見ることを忘れる

・書いた場所を忘れる

・書いたものを見たけど、その後に忘れる

・書いたものを見たけど、誤解する

 

どれかにはまったら最後

「あ。。。それやってない。。。」になります。

 

やらずにはいられない仕組みづくり

 

やはりうっかり忘れ防止策として

完璧なものを考えるならば、

やらずにはいられない仕組み作りを考える

必要があると思います。

 

もう少し具体的にいうと、

 

・それをやらないと、次の事が始められない

・それをやらないと、それを含む作業全体が

終われない

 

といった様な、通常忘れない作業と

セットにしておくことです。

 

以前、テレビ番組で紹介されていたのですが

ある病院は、院内感染を予防するために

ドアのレバーと消毒液のスプレーを一体化

させました。

 

消毒液のスプレーのノズルを押さないと

そのドアが開かないのです。

この改善により院内感染が格段に

減ったそうです。

 

SEの現場で、忘れやすい作業に

どんな工夫が出来るのかわかりませんが、

少なくとも

「出来て当然」みたいなスローガンだけで

なんとかなるとは考えない方が

良いと思います。

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