新しい職場、とりあえず◯◯するSE

2016.03.21 (月)

新しい職場、とりあえず◯◯するSE

 

転職や、新しい現場への配属で、

SEに限った話でもありませんが、

誰もがやろうとする事があります。

 

それは、「とりあえず様子を見る」という事。

 

どんな人が、どんな事をやっているのか?

わからない事だらけの状態で、

いきなり失敗なんてしたくない。

だから、とりあえず、みんなこう考えがち

「とりあえず、しばらくの間は様子を見よう」と。

 

これは、仕事をしないという意味ではなく、

特に自己主張もせず自分の考えも抑えて

まずは、周りの人がどう出るのか見てみよう

という感じのものです。

 

ただの様子見はオススメしない、なぜなら・・

 

確かに、慣れない現場、新しい仲間との仕事

周りがどんな感じなのかを知る事は大切です。

しかし、様子を見ることばかり気にしていて、

周りから消極的とか、やる気がないと見られたら

まったくの本末転倒。

 

なぜなら、その様子を見たいという根っこには、

いきなり失敗したくないとか、

なんか使えない奴と思われたくないとか、

そんな感情がもとになっているからです。

 

でも、それを強く意識しすぎた結果、

新しい職場では、とても大切な要素である

積極性を自ら消してしまい、

周りに悪い印象を与えてしまっては、

まったく意味がありません。

 

そしてここで、忘れてはいけないのが、

あなた自身も周りから様子を見られている

ということです。

 

◆今までたくさん出会ってきた様子を見るSE

 

わたしの職場にも、新しいSEが中途入社で

入ってくることは珍しくありませんでした。

 

その中には、とりあえず様子を見る人もおり

彼らの共通点は、

振られないと話をしない

指示や仕事を与えてもらわないと動かない

といった感じでした。

 

中には、「とりあえず様子をみます」と

自ら宣言する人もいました。

しかし、それだけ慎重に事を運ぼうとした彼も

1年も経たずに会社を去っていきました。

結局、いつまで経っても周りから指示を受ける

仕事のやり方から抜け出すことができず、

自身でそれが耐えられなくなったようでした。

 

動きながら様子を見る

 

周りを観察することは悪いことではありません。

しかし、自分が新参者なのであれば、

たとえ観察しなくても、周りからどんな風に

見られているかは明白です。

 

周りは、新しく入ってきた人が、

どんな知識や経験を持っており、

どんな考え方をする人なのか?

どんな姿勢で仕事をするのか?

そういったところに興味を持っています。

 

そういった周りからの想いに新参者は

応える必要があります。

それは、自分の居場所を作ることと

同じ意味でもあります。

 

新しい職場・現場での仕事が始まるSE

過度の様子見は禁物です。

自ら動きながら、周りの様子を見て

よりよい自分の居場所を作っていきましょう。

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