SEとストレス <抵抗期>
◆ SEが受ける様々なストレス
現場での人間関係
ゴールの見えない作業
異常な労働時間
将来の不安
こういったストレス要因となるものは
SEという職業の特徴を物語っています。
そして、このストレスを受けている状態は
初期段階から、身体にまで異常をきたすような
段階まで、大きく3段階あり、
初期段階にあたるショック期を過ぎると、
次にくるのが、抵抗期です。
◆ ストレスを受けた時の第2段階「抵抗期」
ストレスを最初に受けたショック期を過ぎると
次にくるのが、「抵抗期」です。
これはその言葉のとおり、
受けたストレスに対して、なんとかそれを
やり過ごしたり、受け止めようとする状態です。
日々の仕事でストレスを全く受けない人はいない
という前提にたてば、全てのSEが
この「抵抗期」にあるとも
言えなくもありません。
仕事でミスをしてしまった時、
期待していた程の評価をうけなかった時
苦手な先輩や上司から嫌味を言われた時
こんな時に受けたストレスを、
自分の気持ちの中で
ストレスのまま残しておかないように、
原因を分析したり、ストレスを発散させようと
している時です。
たとえば、
自分の行動で何が悪かったのか振り返ったり
ストレス発散のために、好きなものを食べたり
買い物をしてみたりする時も、
この「抵抗期」にあたります。
◆ 「抵抗期」のあり方が病気にも繋がる
ストレス発散のための
アルコール、過食、夜更かし・・・
改めて言うまでもありませんが、
これらが長く続けば身体の健康にも
影響がおよびます。
そして、健康には悪いとわかっていても
ストレスを解消させるためには
その方法をやめられない人が殆どです。
まさに「わかっちゃいるけど、やめらない」
というやつです。
ちなみに、私自身の話を少しすると
私の場合は、残業終わりの過食でした。
夜の11時、12時を過ぎてから
あとは寝ればいいのに、
どうしてもこのまま1日が終わるのが嫌で
そんな時間から、太りそうな脂っこいものを
食べつづけ、1ヶ月も経たない間に
10kg以上太りました。
この「抵抗期」を過ぎてしまうと、
最終段階の
「疲はい期」という状態になってしまいます。
「疲はい期」については、次回に続きます。
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