SE失敗の罠「◯◯◯◯の徹底」は思考停止の一歩手前

2016.04.10 (日)

誰にでもある失敗

 

ちょっと前に若手SEから、

大事な作業中に失敗した話を聞きました。

 

失敗自体は、いわゆる「うっかりミス」です。

確認したものの、間違いを見落としてしまい、

結果的に一緒に作業をしている先輩や

お客さんに迷惑を掛けてしまいました。

 

彼が特に不真面目だったり、

初めての作業をやっていたという訳では

ありません。

 

真面目なSEこそ要注意

 

彼との話の中で、なんでこんな事になったのか

原因を聞いてみました。

彼の性格によるところも多分にあるのですが

回答はいたってシンプル。

 

「自分が悪いんです・・」

「自分のつめが甘かったんです・・」

「自分の実力がまだまだ足りないんです・・」

 

あの時、ああしておけば・・・

あそこで、ここを見ておけば・・・

いろいろ後悔はあるようですが、

結局行き着く先は、自分が悪いというもの

そう語る彼の目はとても悲しそうでした。

 

出来て当たり前のことが出来ていない

そんな時は決まって、

基本動作が出来ていない」と言われます。

人から言われる時もあれば、

自分自身でそう感じる時もあります。

 

真面目な彼も何の疑いもなく、こう言います。

「基本動作が出来ていませんでした。

今度やる時は、最後にもう一度確認して

絶対に間違いを見逃しません!」

 

・・・そりゃ、そうだろうけど、

本当にそれで大丈夫?

 

「最後にもう一度確認する」・・・なんて事は、

以前からも気をつけていたことでしょ?

 
次回につづきます。

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