何かを始めたい時、アレを変えないと続かない  〜つづき〜

2016.03.31 (木)

最初の一歩を踏み出しても、戻っちゃう理由

 

継続は力なりという言葉があります。

一方で、三日坊主という言葉もあります。

 

誰にとっても、続けていく事は価値があり

同時に難しいものでもあるという事だと思います。

 

さて、そこで

せっかく始めたものが続けられない理由について

ちょっと考えてみます。

 

前回、重要度・緊急度マトリックスの説明では

重要度が低く、緊急度が高いもの時間を減らし

重要度が高く、緊急度が低いものへ時間を使う

と述べました。

 

そもそも、どんなものたちが、

それぞれのカテゴリーに入るのでしょうか?

 

仕事関係・・・

これは大抵の場合は、重要度・緊急度ともに高い

と思われます。

 

将来に向けたもの、勉強など・・・

これは、重要度が高いけど、緊急度は低い

まだ先のこととして、

ついつい後回しにしてしまうものです。

 

趣味や日々の息抜き・・・

重要度は低く、緊急度は高いもの、と言うか、

今いまのことなので、ついついこちらに

時間を割いてしまいます。

 

じゃあ、趣味の時間を減らして、勉強に時間を

割いていけば良いのか?

なるほど、至極当たり前の話でもあり、

別におかしな結論ではありません。

 

自身でも納得し、早速そのとおりに始めてみる

でも、これではうまくいきません。

また元に戻ってしまいます。

 

結局、何が大切かが見えただけで、

状況的には何も変わっておらず、

継続する事が、自分の意思の力次第であることに

変わらないからです。

 

何が大切か?ではなく、何に急がされているか?

 

何が自分にとって大切なものなのか?

これをしっかり考えて、常にそれを優先できれば

重要度・緊急度マトリックスで整理しただけでも

効果はあると思います。

 

しかし、現実はそううまくはいきません。

新しく始めた何かを継続させていくには

まず、自分が何に対して急がされているか?

緊急度をあげて対応しているものについて

「どういった理由でそれを急いでいるか?」

明確にする必要があります。

 

たとえば、

「誰かと約束してしまっている」

「ここでやらないと損をしてしまう」

「これを逃すと、次のタイミングがない」

 

これらは、人によって強弱はあるものの、

そうそう後回しにはできないものです。

別の言い方をすると、

これらは、よくよく考えると

さして重要ではないものでも、

ついついやってしまうものです。

(約束を破るのはさすがにダメだと思いますが)

 

そして、自分のペースで少しずつやっていこう!

なんてつもりで始めた勉強などは、

これら緊急度の高いものたちに割り込みされて、

どんどん後回しになっていきます。

 

このようにあなたにとって、

ついつい急いでしまう理由を明確にします。

その理由がわかったら、

今度は、新しく始める何かについても、

この切り口で始めると良いのです。

 

さすがに、人と約束してしまったら、

それは絶対に優先するという人は、

一人でやるのではなく、誰かと約束しながら

一緒にやっていく事が続ける秘訣です。

 

損はしたくないという人は、

思いきって受講料が発生するスクールに行く

(ちなみに、大してお金に執着がない人が、

これをやると、行かないのに会費だけ払い

続けるという状態に陥ります)

 

こんな感じです。

さらに言えば、

逆に趣味に関する約束や費用を

意識的に減らしていくことが、

自分の時間を作っていくコツでもあります。

 

このように何かを始めた時、

その始め方を工夫して、

あなたの中の、

緊急度を軸にした優先順位を変える

ことができれば、

それは継続しやすくなっていきます。

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