自分の時間が足りないと感じるSEに必要な優先順位の考え方②

2016.12.12 (月)

これまでの優先順位を変える手順

重要度・緊急度マトリックスで見えた

重要なものと、緊急なもの

整理ができたら、今度はその重要度に

従って、優先順位を見直します。

 

しかし、頭の中で、

「よし、今度からこれの優先順位を上げよう」

と思っただけでは、実際には何も変わりません。

優先度を変えるにも手順があります。

 

◆重要ではないが緊急なものの優先順位を変える

手順の其の一です。

重要度・緊急度マトリックスで、

三つ目の領域、重要ではないが緊急なもの

の領域に入ったものの優先順位を下げるべきと

言われています。

しかし、実際にどうやって

優先順位を下げれば良いでしょうか?

 

結論から言うと、

この領域に入ったものを

重要でもなく、緊急でもないものの領域、

4つ目の領域に入れることです。

 

そのためにすること。

それは「期限を外す」ということです。

重要ではないが緊急となっているものの

「期限」に着目し、

本当にその期限が妥当なのかを考えます。

 

本当に、その日までにやらないといけないのか?

本当に、毎日・毎週やった方がいいのか?

本当に、継続してやった方がいいのか?

 

そうやって考えてみると、

これらの期限が面白いように外れていきます。

もし、それでも期限が外れないものが

あるとしたら、それが実は重要なものである

ということです。

 

こうして期限が外れれば、

今までの習慣を変えることもスムーズに

行えます。

 

重要だが緊急ではないものの優先順位を変える

手順の其の二です。

今度は三つ目の領域

重要だが緊急ではないに入っているものの

優先順位を変えます。

 

今度は、この領域にあるものたちに、

明確な期限を置きます。

そうすることで、これらを三つ目の領域から、

一つ目の領域の重要かつ緊急なもの

に変えていきます。

 

ここでひとつポイント。

期限を置く時は、意気込みではなく、

確実にできる期日を置くということです。

 

確実にできる期日とは、

むやみに先にある期日ではありません。

長すぎる期日は、

それが直前に来るまで実感できません。

 

1週間以内であることが望ましいです。

それが一週間以内にやりきる事ができなければ

その一週間でやりきれる分だけ

ワンステップと考え、その分の期日を置きます。

 

それが出来たら、

次のステップに進めば良いわけです。

 

手順の其の三とまとめは

次回につづきます。

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