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SEは複数の作業を同時にこなさなければならない

状況に見舞われる事がよくあります。

 

同時といっても、

作業自体は、ひとつずつやりますが、

例えば、明日までの作業をやっている最中に、

今週いっぱいに終わらせる作業を

別で割り当てられるといったような状況です。

 

きつい時は全く繋がりのない複数の作業を

明日までで何個も振られることも・・・。

これは決して珍しい話ではありません。

 

こんな時、どの作業から片付けていくべきか、

作業の優先順位について考えなければなりません。

 

しかし、これまたよくある話で、

『あちゃー、作業の優先順位付け間違えた～』

と思う瞬間が。

 

なぜ、優先順位を間違えてしまうのでしょうか？

 

さて、優先順位の考え方は、

その人や、その時の状況などに応じて

いろいろあります。

 

期日が近いものからやる場合

片付け易いものからやる場合

自分にしか出来ないものからやる場合

重要度、緊急度を整理してからやる場合

 

あくまで、その時の状況次第なので、

必ずしも、どれが一番良いとは言えません。

 

これは自分の感覚的なところなのですが、

おそらく、どの判断基準を用いるかは

さほど重要ではありません。

 

期日が近いものからやろうが、

片付け易いものからやろうが、

どれが一番早く片付きそうか考えて、

自然と最善を選んでいるものです。

 

では、なぜ？

優先順位を間違えてしまうのでしょうか？

 

原因は判断基準ではなく、

判断材料としたデータの方です。

 

どういうことかと言うと・・・

 

期日が近いものからやってみた。

でも、肝心な期日を間違えていて、作業に遅れを出してしまった。

 

片付き易いものからやってみた。

でも、いざやってみると、思った以上に大変で作業が終わらない。

 

こんな感じです。

 

つまり、優先順位付けをする対象について、

肝心の判断基準とする部分を見誤ると、

せっかく優先順位付けも間違ってしまう。

これは当然の話ですよね。

 

あたり前の話をしているように思われるかもしれませんが、作業が立て込んでくると、焦りもあって、なかなか冷静に考えられないものです。

 

優先順位付けをする際は、

その対象について正しく把握できているか、

注意してみてください。

 
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