誤字脱字、文章のミスを防ぐ本当の解決方法

2015.02.16 (月)

文章で誤字脱字を指摘される事が多い人が、

よく言われる言葉

 

『これ、ちゃんと確認した?』

 

確認した?というのは、

自分で一度読み返してみたかとか?

誤字脱字のセルフチェックはした?

といったような意味です。

 

『はい、大丈夫です。読み返しはしてます』

と、答えるものの、何故か、いつもどこかを間違えている。

それまで気付かなかったのに、何故か。あれっ?あれっ?っと、その時になって間違いがある事に気付く。

どうでしょう?あなたにあてはまりますか?

あてはまる方、どうぞ、この先にお進みください。理由と対処をお教えします。

 

まず、理由です。

 

人はある一点に集中してしまうと、

すぐ横のものは見えていません

 

自分が意識しているものだけが見えていて、意識していないものは視界に入っても気が付かないのです。

何かの記事に、人間は見えるものが見ているのではなく、見ようとしているものを見ている。ともありました。

 

たとえば・・・・

本屋にいって、今日発売の最新刊の本を探したがどこにもそれがない、しょうがないので、レジに行って、多少キレ気味で発売日のはずなのに、なんで無いの?と問うと、店員から、自分の目の前に平積みされている事を告げられる(実際にあった話)

人は、意識がその一点に集中していると、たとえすぐ横の視界に入っているものだったとしても気がつかないのです。

(普通は、まずレジの前を見るだろうというご意見は、一旦、横に置いといてください)

 

続けます。

これは、自分が一生懸命に書いた文章にも、そのままあてはまります。

特に表現に悩んだフレーズがある。

がんばって事細かに説明をかいた箇所がある。

こんな場合は、

いくら読み返しても、毎回、そこにしか目がいかず

そのフレーズのちょっと前にある誤字や脱字に気付けない事がよくあります。

 

記入する箇所が予め指定されているテンプレートものでも、こういった事は起こります、

これは、記入する内容にばかり頭がいって、記入すべき欄がいくつ、どこにあるのか確認する事を忘れてしまっているからです。

 

このパターンにはまりがちの人は、中身がすごく良いのに、タイトルや日付が間違っていたりする場合があります。

『名前を書く事を忘れるな~、名前書いてないと全問正解でも0点だぞ~』って。

今の学生が同じことを言われているのかわかりませんが、この話も、同じ類の話ですね。

 

ちなみに、自分がとても苦労して書いた文章で、しっかり誤字脱字チェックしたつもりのものでも、他の人がそれを読むと、あっさりミスを見つける場合があります。

これは、予めどこかに集中してしまうという状態が、その人には無いからです。

 

次回、対処編に続きます。

 
 

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