あるべき姿を意識、でも現状度外視はダメ

2015.05.07 (木)

あるべき姿を描く、

プロ意識を持つ、

顧客の期待に応える、

 

どれもとても大切なことですが、

これだけを意識して、現状を度外視する

もっと不幸な状況に

見舞われることがあります。

 

何か目標を考えたり、

現場の改善を考える時などに、

こんなことがあります。

 

『こうなったら良いなぁ』を考えているうちに、

こうなったら良い

こうなりたい

こうならなくてはならない』と

 

その想いがどんどん強くなる時があります。

想いが強くなること自体は

悪いことではありません。

 

しかし、その想いばかりが強くなりすぎて、

現状と、その想いの間に、

どれだけのギャップがあるのかを

考えられなくなってしまうのです。

 

また、ギャップは認識していても、

なぜ、それだけのギャップがあるのかについて

考えようともしていない場合もよくあります。

 

ギャップとその原因が正しく捉えられていないと、

無謀な目標を立ててしまったり

無理な約束をしてしまうことがあります。

 

もちろん、無謀な目標であれば、挫折しやすく、

無理な約束は、それを果たすために

とても辛い状況に追い込まれてしまうものです。

 

このほかにも

プロ意識を持つ

顧客の期待に応える

 

こういったものも、

その想いを持つこと自体はとても良いことであり、

時に自分の原動力になりもします。

 

しかし、それが強くなりすぎて、

自分が置かれている現状を見失うと、

顧客の無理な注文に断れなくなってしまったり、

自ら周りのメンバーにも無理を強いるような

ことにもなってしまいます。

 

また、この状態の取り扱いで、

とてもやっかいな部分は

本人も周りも現状とのギャップに気付けないまま

『やるのが当然』と思い込みやすいところです。

 

これは、その想いだけをとってみれば、

否定しようのない正論だったりするためです。

 

でも、大切なのは、

今、自分たちがいる場所から

その正論までの距離です。

 

さて、あなたのチームもあなた自身も

現状を見据えつつ、

一歩ずつ正しい方向に向かっていきましょう。

 
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