SEにオススメ!アイデアが出ない時、有名な”あの方法”が有効

2018.05.08 (火)

🔷 突然、自分の意見を聞かれても困る時

突然、上司やリーダーから、

「どうしたい?」

「どうすれば良いと思う?」

・・なんて、自分の意見を求められ

その答えに困った事はありませんか?

 

普段から全く考えていない訳じゃないけど

いざあらためて聞かれると、

何を言えば良いか迷ってしまう。

 

その場では、とりあえず思ったことを

そのまま話したけど、後になって

やっぱり、あれを言えば良かった・・・とか

もっと違う言い方にすれば良かった・・・とか

 

後悔することもあれば、

その問いに対するものが全く思いつかず、

「良くわかりません」としか答えようがなかった

なんて経験はありませんか?

 

🔷 書き出してみる事がはじめの一歩

考えがまだ整理されていないもの

特にこれまで考えてこなかったもの

どちらにケースにおいても

まず最初にやるべき事があります。

 

それは「書き出してみる」ことです。

書き出さず、頭の中だけで考えているうちは

いつまで経っても、その思考のゴールには

たどり着けません。

 

しかし、ここにも一つ問題があります。

 

そもそも良く考えてこなかったものについて

いざ書き出そうとおもっても、

何から書き出せば良いのかわからない

なんとなく書き出せたとしも、

スッキリ整理できるわけでもない

何をどう書き出せば良いかわからない

という問題です。

 

この問題を解決するために、

ちょっとしたコツがあります。

このコツを意識して書き出せば、

誰にでも頭の中の整理が簡単に

できるようになります。

 

🔷5W1H」で書き出してみる

考え事を整理したい時に

ひとつ、ちょっとしたコツがあります。

それは「5W1H」で書き出すということです。

 

誰かに説明をする時、メールを書く時など、

要点を正しく伝えるための技術として、

5W1Hを教えられた人も多いかと思います。

 

しかし、この「5W1H」は伝えるだけでなく、

思考の整理にも有効な技術です。

 

例えば、「今年の目標」は何にしようか?

会社から何か決めるように言われて、

とても困った事があるSEも多いと思います。

 

そもそもやりたい事なんて、パッとは思いつかない。

その上で、目標なんて言われても、

漠然としすぎていて、何にもひらめかない。

 

こんな時に考え事の対象について、

WHO   :誰が、誰に、誰へ、誰と

WHAT :何を、何が、何に対して、

WHEN  :いつから、いつまで

WHERE:どこで、どこから、どこまで、

WHY   :なぜ

HOW   :どうやって

 

と、このように考え事の対象を限定して、

ひとつずつ思いつくものをあげていきます。

 

例えば、会社で自分の目標について考える時、

WHO  :自分が、会社のメンバーと

WHAT  :???

WHEN  :今年の4月から来年の3月

WHERE  :会社で?社外で?

WHY  :スキルアップ?評価を上げるため?

HOW  :???

 

どんな目標が良いか、

まだ思いついていないので

WHAT」や「HOW」には

何も書けないかもしれません。

 

でも、WHYには、

「スキルアップ」や「評価をあげる」

なんて言葉が出てきました。

 

ここを切り口にして考えてみると

スキルアップとしては

何か新しい技術に対する勉強などが

思いついたり、

評価をあげる事を重視するなら、

仕事で成果をあげる方向性が

見えてきます。

 

そして、WHOに書き出したものから

一人でやれるものか、

周りの人と一緒にやるものかといった

他の要素を考えていけば良いわけです。

 

🔷 ただ漠然イメージする方が難しい

何を考える際に、

漠然とただ考えたり、

とりあえず思いついた案を整理する。

 

まずはとっかかり易いところから始めるので

簡単なように思うかもしれませんが、

これは見切り発車したプロジェクトと同じで、

思った以上に時間が掛かったり、

場合によってはゴールにすら

たどり着けない時もあります。

 

考える範囲、対象を限定することで、

漠然と答えを考えるより、

ずっと考えやすくなります。

そして、挙がったものから、

整理したり、新しいものを想像すると

考え事がぐっと効率的になります。

 

何をどこから考えれば良いか迷った時

5W1H」で書き出してみてください。

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