SEにオススメ!アイデアが出ない時、有名な”あの方法”が有効
🔷 突然、自分の意見を聞かれても困る時
突然、上司やリーダーから、
「どうしたい?」
「どうすれば良いと思う?」
・・なんて、自分の意見を求められ
その答えに困った事はありませんか?
普段から全く考えていない訳じゃないけど
いざあらためて聞かれると、
何を言えば良いか迷ってしまう。
その場では、とりあえず思ったことを
そのまま話したけど、後になって
やっぱり、あれを言えば良かった・・・とか
もっと違う言い方にすれば良かった・・・とか
後悔することもあれば、
その問いに対するものが全く思いつかず、
「良くわかりません」としか答えようがなかった
なんて経験はありませんか?
🔷 書き出してみる事がはじめの一歩
考えがまだ整理されていないもの
特にこれまで考えてこなかったもの
どちらにケースにおいても
まず最初にやるべき事があります。
それは「書き出してみる」ことです。
書き出さず、頭の中だけで考えているうちは
いつまで経っても、その思考のゴールには
たどり着けません。
しかし、ここにも一つ問題があります。
そもそも良く考えてこなかったものについて
いざ書き出そうとおもっても、
何から書き出せば良いのかわからない
なんとなく書き出せたとしも、
スッキリ整理できるわけでもない
「何をどう書き出せば良いかわからない」
という問題です。
この問題を解決するために、
ちょっとしたコツがあります。
このコツを意識して書き出せば、
誰にでも頭の中の整理が簡単に
できるようになります。
🔷「5W1H」で書き出してみる
考え事を整理したい時に
ひとつ、ちょっとしたコツがあります。
それは「5W1H」で書き出すということです。
誰かに説明をする時、メールを書く時など、
要点を正しく伝えるための技術として、
5W1Hを教えられた人も多いかと思います。
しかし、この「5W1H」は伝えるだけでなく、
思考の整理にも有効な技術です。
例えば、「今年の目標」は何にしようか?
会社から何か決めるように言われて、
とても困った事があるSEも多いと思います。
そもそもやりたい事なんて、パッとは思いつかない。
その上で、目標なんて言われても、
漠然としすぎていて、何にもひらめかない。
こんな時に考え事の対象について、
WHO :誰が、誰に、誰へ、誰と
WHAT :何を、何が、何に対して、
WHEN :いつから、いつまで
WHERE:どこで、どこから、どこまで、
WHY :なぜ
HOW :どうやって
と、このように考え事の対象を限定して、
ひとつずつ思いつくものをあげていきます。
例えば、会社で自分の目標について考える時、
WHO :自分が、会社のメンバーと
WHAT :???
WHEN :今年の4月から来年の3月
WHERE :会社で?社外で?
WHY :スキルアップ?評価を上げるため?
HOW :???
どんな目標が良いか、
まだ思いついていないので
「WHAT」や「HOW」には
何も書けないかもしれません。
でも、WHYには、
「スキルアップ」や「評価をあげる」
なんて言葉が出てきました。
ここを切り口にして考えてみると
スキルアップとしては
何か新しい技術に対する勉強などが
思いついたり、
評価をあげる事を重視するなら、
仕事で成果をあげる方向性が
見えてきます。
そして、WHOに書き出したものから
一人でやれるものか、
周りの人と一緒にやるものかといった
他の要素を考えていけば良いわけです。
🔷 ただ漠然イメージする方が難しい
何を考える際に、
漠然とただ考えたり、
とりあえず思いついた案を整理する。
まずはとっかかり易いところから始めるので
簡単なように思うかもしれませんが、
これは見切り発車したプロジェクトと同じで、
思った以上に時間が掛かったり、
場合によってはゴールにすら
たどり着けない時もあります。
考える範囲、対象を限定することで、
漠然と答えを考えるより、
ずっと考えやすくなります。
そして、挙がったものから、
整理したり、新しいものを想像すると
考え事がぐっと効率的になります。
何をどこから考えれば良いか迷った時
「5W1H」で書き出してみてください。
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