SEの報告書、定型モノの落とし穴
![](http://selb.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/資料作成-615x410.jpg)
定型フォームのままに記入する報告書、
以前、作成したものをコピーして手直しする資料、
こういった報告書や資料を作ることは、
決して珍しいことではないと思います。
本来であれば、これらを担当する作業者は、
やること、やり方が決められているため、
悩むことなく作業をすることができます。
しかし、こういった作業こそ、ひとつポイントを見失うと、
途端に、どつぼにはまる傾向があります。
そのポイントとは?
その資料を誰が受けるのか?誰が見るのか?というポイントです。
これを忘れてしまった時、イメージ出来ていなかった時、
楽勝だと思っていた作業に、途端に暗雲が漂ってきます。
報告書作り、資料作りで大事なのは、
その資料をとおして、誰に、何を、伝えるのか?です。
しかし、定型フォームの資料を作る際などは、
何をどう伝えるかといったことを
一から考えなくても、定型フォーム上にお膳立てが出来上がっているため、
ついつい 受け取る相手のことなんて忘れてしまいます。
そして、何を記入すれば、その資料が出来上がるのか? だけを考えるようになってしまいます。
もちろん、良い定型フォームや、報告内容そのものが難しくないものであれば、
ちゃんとした報告書が出来上がります。
しかし、ちょっと混み入ったケースだったり、
その定型フォームがイマイチだったりすると、
伝えなければいけない肝心なところについて、
それを記入するのに適切な欄がそのフォームには無いような場合もありえます。
また、その際にもうひとつ厄介なのが、
その資料がぱっと見では一定のレベルで出来上がっているように 見えてしまうため
報告内容に不足や矛盾が生じていても気付きにくいのです。
対処法についてです。 良い資料の作り方、テクニックはいろいろありますが、
やはり、どんな報告書や、どんな資料であっても、
それは誰に何を伝えるために存在するのか? その資料の目的について考えることです。
みなさんも、定型フォームでの報告書や資料作りなどをする際には注意し、
油断から足元をすくわれ無いようにしましょう。
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あなたのやりたい事、なりたい自分、
身につけたいスキル、望むポジション、
何からやりがいを感じられるのか、
あなたの望むビジョンを明確にしていきましょう。
SE未来コンパスで、
あなた自身の未来の計画書を作りましょう。
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