SEが現実を受け入れる時、大事なのはその後。
◆現実を受け入れる時、それは本当に最善か?
SMAP解散騒動。
1月18日、一連のSMAP解散騒動に対して
メンバーによる生放送での謝罪。
そこには現実に打ちのめされ、
本当の気持ちを無理矢理飲み込んでいるような
SMAPがいました。
(少なくとも私からはそう見えた)
彼らの今回の選択は、
彼らにとって最善の選択だったのでしょうか?
◆SEにもある現実の前に立ち尽くす時
SEも、どうしようもない現実に対して
それを受け入れざるを得ない時があります。
本当はもっとこうしたいのに
本当はもっとこうすればいいのに
しかし、予算、納期、スキル、これまでの慣習
いろんなものに、その理想は阻まれる。
SMAPのような世間を騒がす大事じゃないので
幾分、諦めもつきやすいが
その受け入れる現実の背景というやつは、
結構くだらないと思えるものも沢山あって
そんな時は、やる気が根こそぎ奪われます。
◆失敗を認める事と、現実を受け入れる事の違い
失敗なのか
現実を受け入れる=あきらめなのか
この二つは大きな違いがあります。
失敗なら、次こそはという気持ちが持てます。
これとは逆に
あきらめは、
その先の未来をあきらめるということです。
この先がんばっても
どうせまた同じ事になるという敗北感。
これ以上考えても無駄という無力感。
◆現実を受け入れる時、大事なのはその後
自分の気持ちと関係なく時間は流れていきます。
次の仕事がまたやってきて
また考えて手を動かして
でも、もしも冷めた気持ちがそのままなら、
本人は以前と変わらないつもりでも
ひらめきは出にくくなり
言葉は少なくなり
動きも小さくなります。
SMAPがこの先
自らの手で輝きを失っていくような事にならないか
心配です。
日々、現実と理想のギャップに苦しむSEも
いつの間にか、仕事がつまらなくなり
仕事を楽しむことも、挑戦することも
やめてしまう。
そんな状況に、自身が陥らないために、
自分の気持ち、心の火が、今どんな状態なのか?
考えてみてください。
どうしようもない現実に直面する事は
ありますが、それと同時に
自身の輝きまで失わないようにする事が
大切です。
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