SEが現実を受け入れる時、大事なのはその後。

2016.01.22 (金)

現実を受け入れる時、それは本当に最善か?

 

SMAP解散騒動。

 

1月18日、一連のSMAP解散騒動に対して

メンバーによる生放送での謝罪。

 

そこには現実に打ちのめされ、

本当の気持ちを無理矢理飲み込んでいるような

SMAPがいました。

(少なくとも私からはそう見えた)

 

彼らの今回の選択は、

彼らにとって最善の選択だったのでしょうか?

 

SEにもある現実の前に立ち尽くす時

 

SEも、どうしようもない現実に対して

それを受け入れざるを得ない時があります。

 

本当はもっとこうしたいのに

本当はもっとこうすればいいのに

 

しかし、予算、納期、スキル、これまでの慣習

いろんなものに、その理想は阻まれる。

 

SMAPのような世間を騒がす大事じゃないので

幾分、諦めもつきやすいが

 

その受け入れる現実の背景というやつは、

結構くだらないと思えるものも沢山あって

そんな時は、やる気が根こそぎ奪われます。

 

失敗を認める事と、現実を受け入れる事の違い

 

失敗なのか

現実を受け入れる=あきらめなのか

この二つは大きな違いがあります。

 

失敗なら、次こそはという気持ちが持てます。

 

これとは逆に

あきらめは、

その先の未来をあきらめるということです。

 

この先がんばっても

どうせまた同じ事になるという敗北感。

これ以上考えても無駄という無力感。

 

現実を受け入れる時、大事なのはその後

 

自分の気持ちと関係なく時間は流れていきます。

次の仕事がまたやってきて

また考えて手を動かして

 

でも、もしも冷めた気持ちがそのままなら、

 

本人は以前と変わらないつもりでも

ひらめきは出にくくなり

言葉は少なくなり

動きも小さくなります。

 

SMAPがこの先

自らの手で輝きを失っていくような事にならないか

心配です。

 

日々、現実と理想のギャップに苦しむSE

いつの間にか、仕事がつまらなくなり

仕事を楽しむことも、挑戦することも

やめてしまう。

 

そんな状況に、自身が陥らないために、

自分の気持ち、心の火が、今どんな状態なのか?

考えてみてください。

どうしようもない現実に直面する事は

ありますが、それと同時に

自身の輝きまで失わないようにする事が

大切です。

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