「自分は正しい「自分は悪くない」自己正当性の主張しか頭にない困った大人(SE)たち
🔷 自分は常に正しい大人たち
SEの現場では、
情報の伝達ミスや検討不足などから
予想していたものと結果が異なる事が
あります。
たとえば、
要件には適さない設計をしたり、
必要なテストパターンを漏らしてしまったり。
そしてその間違いに気がつくと
誰かが言います。
「なんで、こうなった?」
ここで残念な大人たちは
口々にこう言います。
「自分は悪くない」
「◯◯さんが、そうするって言ったから・・」
「◯◯さんが、勝手にやったから・・」
「自分はこうなる事がわかってた」
とにかく言いたいのは、
自分は正しく、
失敗の原因は自分ではなく、
他の誰かのせいだという事。
小学校の学級会で見たことがあるような光景。
でも、これが大の大人がやっているのが、
残念なSEの現場です。
責任や追及の矛先が、自分に向いていなくても、
いい大人が
ひたすら自分の責任じゃないと主張する様は、
見ていて気持ちの良いものではありません。
🔷 自分の世界しかないベテラン
もちろん全員がこんな人たちではありませんが、
管理職などにはならず、
ひたすらシステム開発だけに
打ち込んできたベテランSEに
こういった傾向が見られます。
良く言えば、職人気質。
悪く言えば、ただ自己中な人です。
これまで自分が担当するシステムの事、
要件について、設計について、テストについて
どうすれば出来るのかは考えても、
周りのメンバーとどう協力していくかは
二の次に考えてきた人たちです。
管理職にでもなっていれば、
メンバーひとり一人の状態や、
これからのチーム全体の展望などを
考えさせられる機会もあり、
人への伝え方や、
周りと一緒にうまくやっていく術を
身につきます。
しかし、そういった機会に恵まれないと
自分の言い方がどう聞こえるかなんて
全く考えなかったりします。
ベテランSEはあくまで例のひとつ
自己中のSEやマネージャーは
残念ながら、どこにでもいます。
🔷 反面教師に必要以上に関わらない
この先、自己中SEと付き合っていっても、
特に良いことはありません。
何かあった時に、相手のいいように使われて、
振り回されるのがオチです。
ちょっと距離を置くぐらいが丁度良いです。
また、自分の正当性しか主張しない人に
周りの人は冷ややかな目で見ています。
自分も同じようにならないように
注意しましょう。
関連する投稿
- 新人SEの不安と対策 (後編) PMBOKのリスクマネジメント
- 新人SEの不安と対策 (前編) 4つの不安
- 残念なPMの見分け方
- いつも予定外作業に振り回されるSE
- やる気を失っている若手SEに、上司が「期待」や「目標」を語っても逆効果
現在の記事: 「自分は正しい「自分は悪くない」自己正当性の主張しか頭にない困った大人(SE)たち