SEに大切なのは『体調管理』よりも『気力管理』
ぼくは昔、週末になると、必ず38度くらいの熱を出す時期がありました。
その時は、なんとか、週明けには回復させるように、ひたすら寝て、カゼ薬を飲んだりするのですが、どうにも間に合わない時もあり、月曜日に電話でお詫びをこう伝えるのです。
「体調管理」が出来ていなくて、すみません・・・。
でも、その時すでにうっすらと思っていました。
体調管理って・・・何?
自己管理って・・・何?
度が過ぎる生活スタイルをとっている人、たとえば、徹夜・夜更かしとか、暴飲暴食とか、そんなのが日常という人ならば、まあ、周りの人も、その生活習慣について諫めたくなる気持ちもわかります。
でも、そんな滅茶苦茶な生活をしていない人でも、やっぱり、風邪をひく時はひくわけです。それが現場のチームにとって肝心な時であろうとなかろうと。
そんでもって、自ら言ったり、言われたりします。
『体調管理(自己管理)が出来ていない』と・・・。
まさか、毎日、体温とったり、血圧測って、コンディションを見るなんてことは出来ません。
月曜日から金曜日までの疲れを取るために、週末はひたすら寝てる・・・なんてことも、
もはや、なんのために働いているのかわからなくなります。
つまり、度を越した生活スタイルの人に対してであれば、体調管理や自己管理をちゃんとしなさいと言えますが、そうでない人には意味のない言葉になってしまっているように思えます。
結局、風邪をひく時はひいて、その時にお決まりのセリフとして言うわけです。
『体調管理が出来ていなくてすみません』・・・と。
さて、体調管理という言葉を使うことで、結局、やりもしないことをあたかもやっていく様な言い方をするのはやめましょう。
そして、また同じように風邪をひいてしまった後に、
「また、やっちまった〜」と思うのはやめましょう。
本当にすべきなのは、体調管理ではなく、『気力管理』の方です。
次回に続きます。
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あなたのやりたい事、なりたい自分、身につけたいスキル、望むポジション、
何からやりがいを感じられるのか、
あなたの望むビジョンを明確にしていきましょう。
SE未来コンパスで、あなた自身の未来の計画書を作りましょう。
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