SEに大切なのは『体調管理』よりも『気力管理』〜つづき〜
前回の続きです。
本当にすべきなのは、体調管理ではなく、気力管理の方です。
気力管理とは、そのままの意味。気力のあり、なし、気力の充実具合を管理するということです。
まず、最初に考え方から
『病は気から』月並みな言い方ですが、これに尽きます。
ただし、この言葉の意味の受け取り方について、自分は微妙なこだわりがあります。
大半の人は、『気持ちをしっかり持っていれば、病気にもならない』と解釈していると思います。
自分は、その逆のとりかた。
『気分が落ちていれば、どんな人だって病気になっちゃうよ・・・』です。
SEは、拘束される時間も長く決まっていません、予定外のことがおこり、いろいろ振り回されたりもします。そんな中、気分が落ちていれば、体は正直に反応し、そこから緊急避難しようとします。
結果、風邪をひいたりするなど、何らか体への変調という形で表面化するのです。
気力の管理は、体調の変化となって問題が表面化する前に、自身の心のバランスを取るということです。
では次に、気力管理の方法
気力が満ちているかどうか、目には見えないものであり、判断するのも自分自身なので、
単純にはいきません。
2つのチェックをしてみてください。
今の仕事が、自分がやりたいと思っているものかどうか
今の仕事が、自分の力で出来そうと思っているかどうか
それぞれ、逆の言い方をすると、
今、本当はやりたくない仕事をやっている。
今、自分の力では出来そうもない仕事をやっている。
このどちらかがあてはまっていると、あなたの気力は落ちぎみの状態にあるかもしれません。
そして今の自分が気力に満ちているか、それとも落ち気味なのか、自分の中で定期的にチェックするリズムを持ちましょう。
例えば、週に1度、週末になったら、自分の気力の充実度はどうかなと考えてみるなどです。
単純なセルフチェックだとしても、仕事に追われているときは、こういったチェックをしようなんて思わないものです。それどころじゃないと考えてしまいます。
こういった気力管理を自身で行うようにして、
自分自身の心のバランスを保つようにしていきましょう。
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あなたのやりたい事、なりたい自分、身につけたいスキル、望むポジション、
何からやりがいを感じられるのか、
あなたの望むビジョンを明確にしていきましょう。
SE未来コンパスで、あなた自身の未来の計画書を作りましょう。
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