『結論から述べる』ときの落とし穴

2015.03.30 (月)

報告をする際は、「結論から述べる

 

誰でも一度は聞いたことがあると思います。

報告とは、口頭で行うときも、メールで行うときもありますが、そのどちらだったとしても 『結論から述べる』ことは鉄則と言われています。

 

なぜ、鉄則なのかは、また別の機会にお話しするとして、

今回は 『結論から述べる』際に、みんながハマる落とし穴の対処法についてです。

 

そもそも、どんな落とし穴にハマるのか?

 

それは、
「結論から述べたものの、その後の説明順序を誤り、 なぜ、その結論に至ったのかが伝わらない」という落とし穴です。

 

『結論から述べます・・・結論は××××××です』

『なぜこうなったかと言うと・・・×××××のためです』

え?なんで、その流れでこの結論になるの?

『(も〜なんでわかってくれないの?)じゃあ、最初から説明しますね・・・』

こんなことなら、最初からこの順番で説明すればよかった・・・・

 

いかがでしょう?

こんな経験、一度はあるのではないでしょうか?

 

例を使って説明します。

まず、Aというきっかけがあり、Bという対応を行い、Cという状況の変化を経て、Dという状態になった。

 

こういった内容の報告をする場合、

順を追って話していけば、きっかけA→対応B→変化C→状態Dとなるわけですが、

結論から述べる場合は、 状態Dを先にのべ、それから順を追ってきっかけAから話します。

 

述べる順序としては、状態DきっかけA→対応B→変化C→状態Dが、

相手が理解するために理想的な順番です。

 

 

さて、ここからが、誰もがハマる落とし穴の話です。 よくあるパターンは2つあります。

 

 

1つめの落とし穴、「順番がめちゃくちゃ」

最初に状態Dを述べたあとに、

ついつい、そのように至った直前の状況を言いたくなってしまい、

状態D→変化Cの順番で話してしまいます。

 

そこから、最初のそもそものきっかけを話そうとすると、

結局、状態D→変化C→きっかけA→対応B→状態Dの順になってしまいます。

状態Dに至るまでの順番が狂い、対応B変化Cが繋がっていません。

 

2つめの落とし穴、次回に続きます。

 

*****************************

 

システムエンジニアの悩みを、他のシステムエンジニアとシェアし

一緒に問題の解決方法を考えませんか?

SE未来ワークショップでは、SE同志の交流会をやっています。

 

*****************************

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 『結論から述べる』ときの落とし穴

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@selb.jp

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP